最近、世界で注目を浴びている昆虫食。皆さんは知っていますか?
日本では昔からイナゴを食べる人がいますが、実際のところ虫を食べることに抵抗がある人が多いと思います。
なぜ、昆虫食が注目されるようになったのか、本当に安心して食べられるものなのか疑問に思いますよね。今回は昆虫食とはいったい何なのか、メリット・デメリットを紹介していきます。
昆虫食とは
文字通り、昆虫食とは昆虫を食べることです。
主に食べられている昆虫は「ハチの幼虫」「イナゴ」「コオロギ」などの昆虫で、youtuberの罰ゲームとかに使われているイメージもあると思います。
ですが、世界ではちゃんとした食料として考えられている側面があります。
2013年にFAO(国際連合食糧農業機関)が公開した、『昆虫を食料にしたり、家畜の飼料にすること』を推奨する報告書をきっかけに、世界で昆虫食に関心を持つようになったようです。
昆虫食が注目を集めている理由
人口増加によって世界では食料が不足する可能性があるとされています。
こうした中で「省スペースで作ることができる」「地球に優しく飼育できる」などのSDGsの観点からも昆虫食が注目されています。
無印良品などでもコオロギせんべいなどの食べ物も発売され、日本でも食べることができるようになってきています。
昆虫食のデメリット2選
- 汚い・美味しくないというイメージ
- 甲殻アレルギーの人は食べられない
汚い・美味しくないというイメージ
見た目はもちろん、普段から目にしている虫を連想してしまうため、マイナスなイメージを持っている人も多いでしょう。
昆虫を食べる機会が少ない環境の中で生きている日本人は、昆虫という食材は未知のものなので、「食べたくない」という拒絶反応が出てしまうのです。
ですが、昆虫食はしっかりと設備の中で養殖されたもので、衛生管理されているためそうした心配はありません。
実際に食べてみるとスナックのように意外と美味しく食べることができます。
甲殻アレルギーの人は食べられない
また昆虫食として販売されているバッタ、イナゴ、コオロギは甲殻類です。
甲殻アレルギーの人は注意して食べる必要があります。。
昆虫食のメリット3選
- 栄養が豊富
- 環境に負荷がかからない
- 生産、加工が簡単
栄養が豊富
実は、昆虫食は『自然のプロテイン』とも呼ばれているほど栄養価の高い食材なのです!
魚介類に多く含まれるオメガ3系脂肪酸のほか、動物性植物繊維のキチンを多く含んでいます。
さらにタンパク質の含有量が、牛、豚、鳥の約3倍!
そのほかにも、食物繊維、銅、鉄、マグネシウム、マンガン、リン、セレン、亜鉛などの栄養素が含まれているので、驚きですよね!
環境に優しい
『環境に負荷がかからない』というのは家畜と比較した場合に、
・生産時に発生する温室効果ガスの量が少ない
・少量のエサで早く食べられる状態になる(販売可能の大きさになる)
ということで環境にも優しいと言えます。
生産、加工が比較的簡単
生産する土地の面積においても、可食部1キロを生産するために鶏は45平方メートル必要なところ、昆虫は15平方メートルで生産可能です。
加工についても素揚げ、茹でてペーストにする、乾燥させて粉末にするなどの際に、家畜と比べて簡単に扱えます。
こうした生産・加工の簡単さから世界で注目されているのです。
昆虫食の食べ方
- そのまま食べる
- 天ぷらにする
- 佃煮にする
- パウダー状のものを出汁とお酒と混ぜて飲む
パウダーにすると昆虫の形がなくなり、抵抗なく食べることができるので初めての方はパウダーなどにしてみることをおすすめします。
こんな時に昆虫食はぴったり
- 筋トレ中の人のプロテインとして
- 栄養不足の人の栄養薬として
- パーティーの景品として
昆虫食はタンパク質を多く含んでいる食品のため、栄養食として活用することにも向いています。
パーティなどの景品として食べるのも盛り上がるので、おすすめです。
試してみよう!おすすめの昆虫食

世界中の昆虫食を食べることができる。
下記のような昆虫プロテインもあるので昆虫の見た目が苦手という人でも試してみることができます。
ぜひ一度昆虫食にチャレンジしてみてください。
⇒昆虫食ならbugoom(バグーム)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
昆虫食は世界的に注目を集めていて、今後さらに色々な商品が開発されていくであろう分野です。
今まで食べたことのない昆虫食の世界に踏み込んでみてはいかがですか?
意外とイケるので、ぜひ一度利用してみることをお勧めします。