
うなぎは非常に栄養価の高い食材で「食べると精がつく」と言われています。
土用の丑の日にスタミナをつけるために食べることからも栄養が豊富に含まれていることがわかります。
今回はそんなうなぎに含まれている栄養や食べると得られる効果などについて詳しく紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
- うなぎに含まれる栄養がわかる
- うなぎを食べることで得られる効果がわかる
うなぎの栄養価

うなぎはビタミンやミネラルなどが豊富に含まれている食品です。
- ビタミンA
- ビタミンB群
- ビタミンD
- ビタミンE
- ミネラル類
- カルシウム
- EPA
- DHA
- コラーゲン
上記のような栄養が含まれている食品です。
それぞれの栄養素の効果について紹介していきます。
【うなぎに含まれる成分】ビタミン類
ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンD、ビタミンEなど多くの栄養素を含んでいます。
ビタミンAは目や皮膚を守る効果
ビタミンB1は疲労回復効果
ビタミンB2は身体の成長に良い効果
ビタミンDは歯や骨の成長を促す効果
ビタミンEは抗酸化作用を持ち、老化を防ぐ効果
うなぎを食べることで上記の効果のあるビタミンを摂取することができます。
様々な栄養素をバランスよく補給できるので、野菜と合わせて食べることでより身体に良い食事をすることができます
【うなぎに含まれる成分】ミネラル類
うなぎには亜鉛や鉄などのミネラルも豊富に含まれています。
亜鉛は免疫力の向上や髪や肌の健康維持につながります。
鉄分は貧血などを防ぐ効果があります。
【うなぎに含まれる成分】カルシウム
カルシウムは骨や歯の成分となり、丈夫にしてくれる作用を持っています。
不足すると骨や歯が弱くなってしまうので、しっかりと食事やサプリメントで摂取することが大切です。
カルシウムが豊富な牛乳は100gで約110g、うなぎには100gで約150gのカルシウムが含まれています。
含まれている量を比べると牛乳よりも豊富にカルシウムが含まれているといえます。
(参考:Re-Bone.jp 食品別カルシウム一覧表)
【うなぎに含まれる成分】DHA・EPA
DHAとEPAは魚などに多く含まれる成分です。
DHAは脳の情報伝達をスムーズにする働きがあり、記憶力や認知能力などに良い影響を与えると言われています。
そのため、特に成長の盛んな子供に摂取して欲しい栄養素です。
EPAは血液をサラサラにする効果があり、生活習慣病の改善に効果がある成分です。
【うなぎに含まれる成分】コラーゲン
うなぎはひつまぶしやうな重などで皮も食べることができる食材です。
うなぎの皮には多くのコラーゲンが含まれており、美容や肌に良い影響を与えてくれます。
健康にも美容にも良い食材ということが言えるでしょう。
美容や健康にも良い栄養素が豊富に含まれている
うなぎを食べるとこんな効果も!

うなぎには美容や健康に良い多くのビタミンやミネラルなどが含まれていることを紹介しました。
この見出しではうなぎを食べることによって得られる効果について詳しく紹介していきます。
目や皮膚の健康を維持する
うなぎに含まれるビタミンAは目や皮膚の粘膜を健康に保ち、抵抗力を高めます。
現代ではスマホやPCの使い過ぎにより、目に疲労感を抱える人が増えています。
ビタミンAをしっかりと摂ることによってそうした疲労を軽減する効果も期待できるでしょう。
美肌効果
うなぎには先ほども紹介しましたが、コラーゲンなどの美容に良い成分が豊富に含まれています。
コラーゲンを摂取することによって美肌効果が期待されます。
また、コラーゲンは「関節の動きを良くする」「骨を丈夫にする」などの効果があるため、身体の健康のためにもお年寄りに摂取してもらいたい栄養素です。
美肌にも健康にも良いうなぎをぜひ食べてみて下さい。
骨や歯・身体の発育を促進する
含まれている栄養の部分でも紹介したように、うなぎにはCa(カルシウム)が多く含まれているため、歯や骨を形成する役割を果たします。
また、うなぎにはカルシウムの吸収を助けるビタミンDも含まれているため、効率的に栄養を摂ることができる食材と言えます。
成長期のお子さんなどにはぜひおすすめしたい食材です。
血管を健康にする・血液の流れをよくする
うなぎに含まれるビタミンEは血管の健康を保つ効果があります。
また、動脈硬化や悪玉コレステロールの減少にも役立つため、生活習慣病などを抱えている人には必須のビタミンです。
抗酸化作用によるアンチエイジング効果
ビタミンEは抗酸化作用を持っていて、体内の脂質の酸化を防ぐ効果があります。
そのため、細胞が酸化して身体が老化することを防ぐことができるのです。
先ほど紹介した血管を健康に保つ効果などもあるため、健康にとって非常に重要なビタミンであるといえます。
うなぎのカロリーは?
うなぎは豊富な栄養が含まれていますが、カロリーは低い食材です。
(参考:カロリーSlism)
食材 | 含有カロリー(100gあたり) |
うなぎ | 255kcal |
牛肉 | 371kcal |
豚肉 | 386kcal |
マグロ(トロ) | 344kcal |
上記のように他の食材と比較しても低カロリーですので、ダイエットをしたいなと思っている方にもピッタリです。
うなぎは高い栄養価で低カロリー!
うなぎを食べると精がつくと言われている理由

うなぎには先ほども紹介したように様々な栄養素が含まれています。
健康や美容などにも良く、食べることによってエネルギーが湧いてくる食材です。
また、土用の丑の日は毎年7月下旬〜8月上旬にありますが、その時期は暑さによって夏バテになる人が増えてくる頃でもあります。
そうした時期に栄養のあるうなぎを食べる習慣ができたため、さらに「うなぎは精がつく」というイメージが強くなったとも思われます。
栄養価から見てもうなぎは精のつく食材ですので、ぜひ疲れたと感じた際にはうなぎを食べてみてください。
うなぎを食べると精がつく・元気が出る!
おすすめのうなぎ

食べチョクで産地直送のうなぎを購入することができます。
新鮮で鮮度の良い鰻をぜひ食べてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
うなぎは様々な栄養素や成分が含まれているため、健康や美容にも良い食材です。
疲れている時などにも大変おすすめです。
ぜひ夏バテを防ぐためにも食べてみてください!